新宿東宝ビル（新宿区歌舞伎町）のゴジラが現在、イソジンでうがいをしている。イソジンを販売する製薬会社ムンディファーマ（港区）が「もしも新宿の中心で、ゴジラが風邪をひいたら大変なことが起きそう」という発想で、4月10日までの期間限定で行っているもの。

　同社は「うがいのイソジン」から「総合感染対策のイソジン」へとブランドをリニューアルし、うがい習慣の大切さをあらためて喚起することを目的としている。

　新宿のゴジラ（正式名称「ゴジラヘッド」）は昨年4月、新宿コマ劇場跡地にできた新商業施設「新宿東宝ビル」の8階に登場。1954（昭和29）年公開の「ゴジラ」の身長と同じ50メートルの高さで、重さは約80トン。デザインは1992年公開の「ゴジラVSモスラ」のゴジラがモデルになっている。

期間中、今までなかったゴジラの左手が出現し、高さ4.5メートル、直径4.1メートルのゴジラサイズ巨大コップを持っている。このコップにイソジンを入れるとすると、約30トンのイソジンが入り、約50万回分うがいができる量だという。

今月10日21時まで。