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新宿に「鮨ト酒 日々晴々」 酒のつまみや職人が握るすしをカジュアルに提供

「晴々盛り 5貫」(イメージ)

「晴々盛り 5貫」(イメージ)

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 すし酒場「鮨ト酒 日々晴々(すしとさけ ひびはればれ)」(新宿区新宿3、TEL 03-6457-8171)が7月21日、新宿にオープンした。

ヒノキのカウンター席を中心にした内観

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 東京、大阪を中心に居酒屋や洋風バル、イタリアンなど50業態、110店舗を経営するダイナック(港区)が新業態として出店する。社長の秋山武史さんは「これまでサラリーマンなどに向けた店舗展開でオフィス街を中心に出店してきたが、今後はミレニアル世代やファミリーなどを対象に繁華街や郊外の住宅地にも出店していこうと考えている。昨年5月まで本社が新宿御苑の近くにあったこともあり、新宿という街への出店は特別な思いがあった」と話す。

 「毎日をハレの日に」をコンセプトにした同店は、これまで手がけた飲食業態で培ってきた仕入れルートや市場とのパートナーシップなどを生かし、日替わりの希少な鮮魚や野菜などを使ったすしやお酒に合うメニューを用意する。

 店内はヒノキのカウンターを中心にする。店舗面積は26坪、席数はカウンターとテーブル合わせて54席。秋山さんは「すし店らしさは残しつつ、カジュアルで入りやすい雰囲気を大事にした」と話す。

 メニューは「うにプリン」(390円)やだしでしゃぶしゃぶした和牛をのせたレア肉豆腐(590円)を名物に掲げるほか、「ラムカツ~香草パン粉~」(690円)、「柚子(ゆず)とピスタチオの酒粕(さけかす)チーズ」(490円)などを提供する。すしは、「本まぐろ(漬け)、あじ(塩すだち)、甲いか(カラスミ)、本日の握り(いり酒)、ズッキーニ(塩あぶり)」の5貫を盛り合わせた「晴々盛り」(790円)、「はみだしとろ鉄火巻き」(890円)をはじめ、単品で1貫からも用意する。

 ドリンクはワインや日本酒のほか、すし酢を入れた「謹製レモンサワー」や「大葉モヒート」などすしとの相性を考えたメニューをラインアップする。

 秋山さんは「今後モバイルオーダーを導入し、来店回数に応じて『フォアグラ削り 3貫』などの裏メニューを用意するなど考えている。料理人が一手間かけて提供する握りなど、ゆっくり楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は17時~23時30分(土曜・日曜・祝日は15時~)。

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