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新宿のルミネゼロで「えんなり和菓市」 生活の中での楽しみ方提案

昨年開催された「えんなり和菓市」の様子

昨年開催された「えんなり和菓市」の様子

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 新宿の商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」(渋谷区千駄ヶ谷5)エキナカにあるルミネ直営の和菓子セレクトショップ「えんなり」が12月7日・8日の2日間、和菓子の祭典「えんなり和菓市」を同館5階の「LUMINE 0(ルミネゼロ)」で開催する。

出店ブランドの1つ「水縞」は、グラシン紙や薄紙などを使ったワークショップ「和菓子を包む紙」を行う

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 シンプルながら奥深い和菓子をより多くの人に知ってもらいたいと昨年初めて行った同イベント。担当者は「想定以上の来場者を記録した。当館がターゲットとする若い方が『和菓子も面白い、おしゃれなスイーツだと思った』と興味を持ってくださるなど、幅広い年齢層の方に来ていただいた。出店者にとっても新しい客層を獲得できるなど好評だった」と振り返る。

 前回は「練る」「炊く」など和菓子の大切な製作工程にフォーカスしたが、今回は「暮らしの中にある和菓子との楽しい関わり方」にスポットを当てる。担当者は「『干菓子などどうやって食べたらいいか、毎日のおやつにどんな飲み物と合わせたらいいか』などお客さまからの声を聞く中で、食べるシーンや楽しみ方がイメージできればと考えた。コーヒーやお茶、お酒とのペアリング、和菓子を引き立てる器や紙ものを紹介することで、和菓子の可能性を広げられたら」と担当者。

 「菓游 茜庵」(徳島)や「とこなつ本舗 大野屋」(富山県)、「御菓子つちや」(岐阜)、「能作」(富山)など26ブランドが出店する。出店ブースでの展示、販売のほかに、日本酒やワイン、コーヒーとのペアリングを発見したり、和菓子を贈るための紙を使った包み方を学んだりできるワークショップ「和菓子のおきょうしつ」も予定する。定員は各20人で、当日先着順で受け付ける。参加費は一部有料。

 会場では、スタイリスト竹中紘子さん、デザイナー植木明日子さん、イラストレーター河井いづみさん、茶菓工房たろう・村上太郎さんによる「和菓子の楽しみ方」についての紹介パネルや、「えんなり」が薦める各ブランドを代表する和菓子と飲み物、器、紙もののペアリングも展示する。

 開催時間は12時~17時30分(最終受付)。入場料は500円(和菓子2つ、ミネラルウオーター1本、ドリンク試飲チケット3枚付き)。

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