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「新宿プリンスホテル」コンテンツ拡充 夜の新宿まち歩きや世界の味楽しむ朝食も

新宿の街の魅力を伝える、新宿プリンスホテルの「ドラマチックツアー」(イメージ)

新宿の街の魅力を伝える、新宿プリンスホテルの「ドラマチックツアー」(イメージ)

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 日本人や訪日外国人が新宿の街をより楽しむことができるような街歩きサービス「ドラマチックツアー」が10月20日、新宿プリンスホテル(新宿区歌舞伎町1、TEL 03-3205-1111)で始まった。

世界の味が楽しめる「ワールドブッフェ~プリンスマルシェの朝ごはん」(イメージ)

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 2015年から順次改装を進めてきた同ホテルは、今年客室階最上層の3フロアを改装。「新宿の杜(もり)」をコンセプトに、10月には22階・23階の65室をリニューアルオープンした。リニューアルに合わせ、新宿の街をより深く体感してもらえたらと、宿泊客を対象にガイドが引率する同ツアーを企画した。

 事業戦略担当の小野慶さんは「当ホテルは、訪日外国人が都内で多く訪れる『新宿・大久保』エリアに位置する。他のツアーと差別化し、歌舞伎町という街の魅力を深く掘り下げて伝えられるようなまち歩きができればとコースを考えた」と話す。

 通訳案内士によるツアーガイドが英語で案内する外国人向けの街歩きツアーは2コース。「夜のセルフィースポットを巡るコース」は18時出発で、歌舞伎町一番街門をはじめ、ホストクラブや花園神社、ゴールデン街などを見て回る。25日からは昼間の「新宿・温故知新コース」もスタート。11時にホテルを出発し、花園神社や新宿御苑、思い出横丁などの名所を巡る。

 日本人向けに、18時に出発する「映画のロケ地などの撮影地をめぐるコース」も用意する。新宿2丁目・3丁目を歩き、キャバクラやホストクラブ、新大久保エリアなどを回る。各コースとも所要時間は約2時間。「新宿はエリアによって雰囲気が違う。それぞれの街の様子や夜の一面なども楽しんでもらえたら」と小野さん。

 合わせて朝食内容も「ワールドブッフェ~プリンスマルシェの朝ごはん」をテーマに拡充する。中国の「包子(パオズ)」や韓国の麺料理「バジラクカルグクス」、タイの粥「ジョーク・ムー」など、3カ月ごとに3~5カ国の代表的な料理を用意する。小野さんは「宿泊客の8割近くが訪日外国人のお客さま。連泊される方も多く、和食の内容も充実させるとともに、郷土の料理や世界の味に触れワクワクして一日を始めていただけたら」と話す。朝食は宿泊客以外も利用可能。営業時間は6時30分~10時。料金は大人=2,500円、子ども(4~12歳)=1,500円。

 ドラマチックツアーは毎週木曜(昼)、土曜(夜)に開催。夜は20歳以上。参加費は2,700円。

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