多くの若手芸人が応援、ブッチャーブラザーズが中野で単独ライブ

結成26年目を迎えてますます元気なブッチャーブラザーズのお二人

結成26年目を迎えてますます元気なブッチャーブラザーズのお二人

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 サンミュージック企画(新宿区)所属のお笑いコンビ「ブッチャーブラザーズ」が約1年半ぶりの単独ライブ「霜降り」を9月15日、なかの芸能小劇場(中野区中野5、TEL 03-5380-0931)で行う。

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 普段講師やプロデューサーとして若手を見守るブッチャーブラザーズが、多くの若手芸人が応援する中ステージに立ち、ネタを披露する。ブッチャーブラザーズさんは「後輩の若手芸人たちは俺たちがスベって恥ずかしそうにしているのを見たがっているんだ」と話す。

 同ライブでは、サンミュージック所属の「カズミファイブ」「ワンツーギャンゴ」「MINAMI」ら若手芸人やプロダクション人力舎のスクール生とともに団体コントも行う。「ネタを生むのは大変だし、歳を重ねて思うように体が動かなくなったし、いろいろと苦労もあるが、久々にコンビで長い時間を一緒に過ごせたことや、大勢の後輩やスタッフと交流を持てたことが楽しい。今後も体の動く限り頑張りたい」(ブッチャーブラザーズさん)。

 ブッチャーブラザーズは結成26年目の大ベテラン。デビューしてすぐの1980年代には「笑ってる場合ですよ!」や「ザ・テレビ演芸」のオーディションでチャンピオンを勝ちとり、期待の若手芸人として脚光を浴びたが、90年代以降はあまり露出することがなく、同社の養成所「TOKYO☆笑BIZ」の常任講師やプロデューサーなどを努めてきた。「ヒロシ」「カンニング」「ダンディ坂野」らの芸人を世に送り出した他、最近ブレイクした「小島よしお」も、彼らがスカウトしてきた。

 そんな彼らは「ブッチャーブラザーズの子供たち」という企画がテレビ放映されたほど、後輩芸人の面倒見が良く、サンミュージック所属の芸人はもちろんのこと、他の事務所所属の芸人たちからも慕われる存在。タレントの伊集院光さんは「東京の芸人で世話になっていない人間はいない」という。

 「タイトルの『霜降り』とは、脂ののった中年のイメージ。若手芸人とは違う、熟成された味わいがある。テレビでは伝わらない、オヤジのしみじみとしたコントをぜひ生で楽しんでほしい」と意気込みを見せる。

 開演時間は14時と18時30分の2部に分けて公演。前売り券=2,000円、当日券=2,500円。

サンミュージックなかの芸能小劇場情報ページ

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