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新宿観光案内所の来所者、10万人超える 外国人の割合が増加中

新宿観光案内所の外観。植樹されたタカトオヒガンザクラが目印

新宿観光案内所の外観。植樹されたタカトオヒガンザクラが目印

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 2016年12月10日に開所した新宿観光案内所(新宿区新宿3)を訪れた人が5月までに、10万人を超えた。

所内は案内スタッフに加え、タッチパネルやパンフレットで情報提供する

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 文化観光情報発信拠点活用事業の地域の活性化を目的に設立された同所。新宿駅東南口広場に隣接した場所にあるため、さまざまな人が立ち寄るスポットになっている。訪れる目的は道案内、乗り換え案内、グルメやショッピングなどの観光情報の問い合わせのほか、旅行プランの相談も寄せられるという。

 「問い合わせが多いのは、新宿御苑や歌舞伎町の観光情報。3月末から4月にかけては花見に関する問い合わせが特に目立った。思い出横丁や新宿ゴールデン街も人気がある」と同施設の菊地さん。平日約1000人、週末1200人以上が訪れる日もある。

 外国人の割合は開所当初5割程度だったが、現在は7割を超える。通訳サービスを活用し、10言語の対応が可能になった。パンフレットも約300種そろえ、新宿のさまざまな情報を提供している。「観光に加え相談は多岐にわたる。東京都が提供するタッチパネルなどの情報提供ツールをそろえ、案内スタッフを増員して対応していく」と菊地さんは意気込む。

 同所は東京観光窓口の指定施設。JNTO(日本政府観光局)が定めるカテゴリー3も取得している。カテゴリー3は以下の条件を満たす施設のこと。常時英語による対応と英語を除く2つ以上の言語による対応可能な体制、全国レベルの観光案内を提供、原則年中無休、Wi-Fi設置、外国人来訪者の多い立地。

 営業時間は10時~19時。年中無休(12月29日~1月3日を除く)。

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