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高速バス「新宿~飛騨高山線」、飛騨古川乗り入れ便を増便

新宿駅京王モール地下街にある「中部地方インフォメーションプラザ in 京王新宿」。飛騨市の観光イベントも予定されている

新宿駅京王モール地下街にある「中部地方インフォメーションプラザ in 京王新宿」。飛騨市の観光イベントも予定されている

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 京王電鉄バスと濃飛(のうひ)乗合自動車(岐阜県高山市)が共同運行する高速バス「新宿~飛騨高山線」が12月1日、飛騨古川への乗り入れ便を1日2便に増便して運行されている。

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 これまでの古川直行便は10月1日に高山濃飛バスセンターから延伸になった便で、14時35分にバスタ新宿を出発し、飛騨古川(古川駅前)に20時35分に到着するもの。今回、バスタ新宿を8時15分に出発し飛騨古川に14時15分に到着する同便が新設され、出発したその日に古川での観光を楽しむこともできるという。

 飛騨古川の位置する飛騨市は、400年の歴史を持つ気多若宮神社の例祭「古川祭」でも知られる街。祭りの中で行われる、櫓(やぐら)の上に載せられた太鼓をたたきながら威勢よく街を進む「起こし太鼓」と、豪華絢爛(けんらん)な9台の屋台が市街地を引き回される「屋台行事」は、同日ユネスコの「無形文化遺産」にも正式に登録が決まった。

 「古川は高山とはまた違った味わいのある街。最近は、飛騨が舞台の一つになったアニメーション映画も話題になり、街で若い観光グループの方々を見掛けたり、記念写真を撮ってほしいと声を掛けられたりすることもある。1時間から1時間半ほどあれば街を回ることができるので、今回の便で古川まで、ぜひ足を伸ばしてもらえたら」と濃飛乗合自動車の岩切さん。

 高山濃飛バスセンター行きなど別ダイヤを利用する場合も、バスタ新宿の発券窓口で高速バス乗車券と同時に、同社の高山~飛騨古川間の乗車券を購入すれば乗り継ぎ割引が適用され、直通の運賃と同額で利用ができる。バスタ新宿から飛騨古川駅までは約6時間で、運賃は片道6,900円、往復1万2,460円。

 12月15日~17日は、7月にオープンした新宿駅京王モール地下街にある「中部地方インフォメーションプラザ in 京王新宿」で飛騨市の観光イベントも予定されている。会場では、「古川祭」の映像を上映するほか、物産の販売も予定する。

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