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西新宿に新しいワーキング空間「働ける美術館」 アートで癒やしの空間に

本物の絵画を選んで展示することができる

本物の絵画を選んで展示することができる

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今年の4月、西新宿駅から徒歩7分の場所に、コワーキングスペースのコンセプトで、遊休スペース(主にワンルーム)の内装を美術館にリフォームし、絵画を展示することで創造的な発想などを生み出すことができるスペース「働ける美術館(ART HOUSE)」がオープンする。GOB Incubation Partners(渋谷区)が至峰堂画廊銀座店と共同で開く。

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施設面積は23.47平方メートルで席数は6席(貸し切りの場合は8人まで可)。施設内には、飛び石や畳、障子、木で作られたトンネルなどがあり、「日本の美」を感じ取ることができるようにするなど「和の美術館」をテーマにし、「都会で働く人が仕事をしながら癒やされるような空間づくり」を目指す。

部屋に展示する絵画を事前にウェブから予約することができ、部屋を貸し切ることでミーティングスペースやワークショップ、講演スペースとしても利用できる。Wi-Fiやプロジェクター、ホワイトボードなども貸し出す。

 同施設はクラウドファンディングサービス「Makuake」で支援を募り、情報公開から1時間で目標額を達成し60万円を超える支援金が集まった。集まった費用で、壁面構築や改装工事を行う予定。

 同社アートハウス事業CEOの岩本美咲さんは現在休学中だが、東京大学に在学する学生でもある。岩本さんは「眠っている絵画を掲げることで都内の休眠スペースを美術館に変え、働ける空間にするアートハウスを5年間で全国に200店舗創り出したい」と意気込みを見せる。

 料金は、10時~18時のドロップイン利用が1時間1,500円、3時間4,000円(平日は500円引き)。モーニングパックやナイトパック、1デーパックなどの割安なパックも用意する。貸し切り料金は1日8万円、3時間3万円。月額会員は平日4日間使い放題が12万円、土曜・日曜・祝日の使い放題が6万円など(今後変更の可能性あり)。

 営業時間 は7時~23時(毎週・平日1日定休)。

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