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きれいになった神田川で涼んで 「神田川親水テラス」を期間限定で開放中

区民に水と触れ合い、親しんでもらう目的で毎年この時期に開放する

区民に水と触れ合い、親しんでもらう目的で毎年この時期に開放する

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 新宿区では、戸塚地域センター(新宿区高田馬場2、TEL 03-3209-8001)横にある「神田川親水テラス」を7月18日より期間限定で開放しており、普段は入れない神田川に入ることができる。

戸塚地域センターの大水槽と写真、パネル

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 豊島区との区境に沿って流れる神田川は、新宿区の伝統産業である染色業の発展を支えるなど、地域の歴史や文化と密接に関わる水辺空間。かつて深刻だった生活排水などによる水質汚染の問題も、現在ではエビやドジョウ、オイカワなどさまざまな生物が生息できるほどに改善が進み、今年もアユの遡上が確認された。2010年、戸塚地域センター内に「神田川ふれあいコーナー」を設置。パネルや模型などで治水や水質保全への取り組みをPRするとともに、川へと降りる階段を整備し、「神田川親水テラス」として、毎年夏休み期間中のみ一般開放している。

 川の深さは約20センチ。入るには、長靴または汚れてもよい靴を用意する。けが防止のため、裸足やビーチサンダルは不可となっている。なお、小学3年生以下は保護者同伴。

 区みどり公園課の担当者は、「お子さん連れの方が多いが、中には童心に帰って魚釣りを始める大人の方も。暑い日が続くので、みなさんにお立ち寄りいただき、少しの間涼んでもらえたら」と話している。

 時間は10時~15時で、開放期間は8月16日まで。入場は無料。事前の申し込みは不要で、当日直接「神田川親水テラス」階段脇の受付にて記名する。その他問い合わせはみどり公園課みどりの係(TEL 03-5273-3924)まで。

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