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新宿駅西口広場に227インチ大型デジタルサイネージ登場 多言語対応タッチパネル地図ディスプレーも

防犯情報を外国語で表示する場合も(写真下)

防犯情報を外国語で表示する場合も(写真下)

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 東京都と東京都道路整備保全公社(新宿区西新宿2)は、新宿駅西口広場地下ロータリー前に60インチディスプレー12面からなる約227インチの大型デジタルサイネージを設置し、4月9日から運用を開始した。

両脇の4K対応タッチパネルでは地図の拡大や行き先検索などが可能

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 より多くの詳細な情報を発信するために、従来の103インチモニターを刷新。縦3面、横4面のマルチビジョンには、左側に行政情報、右上に列車運行情報、右下にバス乗り場案内などを同時配信する。災害時には分割パターンを変え、広域避難場所の案内や運行情報の面積を拡大したり、下水道局の東京アメッシュ(降雨情報)も表示する。画面の切り替えは同公社の職員が行うが、スマートフォンからでも操作が可能で、遠隔地にいても迅速に最新の情報を発信できるという。

 両隣には4K対応のディスプレーを大小2面ずつ設置し、周辺地域の地図案内を行う。32インチディスプレーは、タッチパネルで行き先検索などが可能。地図を回転させたり、横の70インチディスプレーに地図を拡大表示することができる。外国人向けに日本語のほか英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語にも対応。「訪日外国人旅行者も1000万人を突破し、2020年に向けてさらなる増加が見込まれるため、より快適にお使いいただけるよう多言語化に対応した」と同公社の担当者は話す。

 現在、新宿駅西口から都庁へ向かう新宿副都心4号街路地下道では改修工事が行われている。今回のリニューアルもその一環で、地下道南側の柱面5カ所にも47インチのディスプレーが設置され、マルチビジョンと同様の情報を配信中だ。

 大迫力のデジタルサイネージに、広場を行き交う人々も次々と足を止め、タッチパネルを操作する姿が多く見られた。担当者も「早速外国人の方にもお使いいただいている模様。旅行やお出かけで新宿にお越しの際はぜひ皆さまでご活用いただければ」と話す。

 運用時間は毎日5時~25時(地図情報は24時間表示)。

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