ビームスジャパンが運営する、Bギャラリー（新宿区新宿3 TEL03-5368-7309）で、8月10日より、Bギャラリーでは初となる「叢-Qusamura展」が開催されている。

　「叢」は広島を拠点に活動している植物屋。『いい顔してる植物』をコンセプトに、独自の美しさを提案している。一般的に市場に出回っている色や形がきれいな植物ではなく、突然変異や経年変化により、個性的な風合いや物語がうまれた植物を主に取り扱っている。今回の展示では、多種多様な植物を多数展示・販売をする。

　また、『いい顔してる植物がもつ、アートのような魅力を多くの人に伝えたい』そんな「叢」の思いに賛同した、11人のアーティストとの限定コラボTシャツも販売する。「植物とアートの距離を縮めることで、人々の暮らしの中で植物が持つ価値を高めたい。そんな思いから生まれたプロジェクトです」と担当者。
参加アーティストは、会田誠（現代美術家）、青木淳（建築家）、石内都（写真家）、片山正通（インテリアデザイナー）、鯉江良二（陶芸家）、坂本龍一（音楽家）、高松次郎（現代美術家）、Chim↑Pom(現代美術家)、中島英樹（グラフィックデザイナー）、森山大道（写真家）、ライアン・ガンダー（現代美術家）の計11名。※五十音順。
コラボTシャツの売り上げの一部は、日本アイアイ・ファンドを通して、多肉植物の宝庫でありながら、近年自然破壊が深刻なマダガスカルの環境保護のために活用する。

　開催は11時～20時。22日まで。会期中は無休。