ワルツ、靖国通り沿いにトラットリア-新宿3丁目に集中出店

新宿3丁目に集中出店のワルツがイタリアンをオープン

新宿3丁目に集中出店のワルツがイタリアンをオープン

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 新宿3丁目エリアでバーなどを中心に出店しているワルツ(新宿区余丁町4)は3月6日、靖国通り沿いにイタリア料理店「TRATTORIA Briccora(トラットリア・ブリッコラ)」(新宿区新宿3、TEL 03-5369-3530)をオープンした。

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 店舗面積は60坪、席数は74席で、ホール、カウンター、ボックス席、個室などで構成。店内は、白い壁や木の床、照明でぬくもりのある雰囲気を、オープンキッチンでライブ感を演出した空間になっている。内装設計は、昨年にオープンした商業施設「b6(ビーロク)」(渋谷区)などで知られる建築家の西森陸雄さん(西森事務所)が、店内のアートディレクションはADC賞など数々の受賞歴を持つ松下計さんが、それぞれ手がけた。

 メニューは、炭火を使用した肉料理を中心に、豆料理や手打ちパスタなどイタリア各地の郷土料理を提供する。同店シェフには、イタリアで修業後、伊勢丹会館内にあるイタリア料理店「デカンターレ」(新宿区新宿3)の料理長を務めた佐山保幸さんが就任。主なメニューは、「カルペーニャ産生ハムと伊産サラミの盛り合せ 自家製ピアディーナ添え」(1260円)などの前菜や、「活オマール海老とトマトソースのリングィネ」(1,580円)、「熊本産赤牛サーロインの炭火焼き」(2,310円)など。アルコール類は、イタリアワインを600種類以上常備するのが特徴。想定客単価は5,000円。

 同社は1987年、新宿3丁目にバー「リフレイン」をオープン。同店が「隠れ家」バーとして存在感を高める一方、同社は同エリアを中心に集中出店、現在は新宿エリアだけでも11店舗を展開している。主な店舗は、写真家の荒木経惟さんが店名とロゴデザインを提供した「ルージュ」や、インテリアデザイナー界の重鎮・杉本貴志さん(スーパーポテト)が手がけた「ダンス」、コンラッドホテル東京のインテリアデザインを手がけたことで知られる橋本夕紀夫さんが店装を担当した「マルゴ」など。

 同社は今年、靖国通り沿いに竣工した飲食店ビルの地下1階に鮨とバーの複合店を出店したほか、大型カフェと新業態店の年内オープンを目指すなど新規出店を加速させている。同社の大竹信子代表は、新宿3丁目エリアの集中展開について「この辺りは、新宿の中でも下町風情が色濃い場所。ビルのオーナーさんが上層階に住んでいることも多く、店舗展開も近隣の方々とのお付き合いがあってこそ。私は月島という下町の出身なので肌に合っていたのだと思う。商売を始めて20年目に改めて実感している」と話している。

 営業時間は18時~翌3時(ラストオーダーは翌2時)。無休。

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