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「幕末太陽傳」上映に合わせ「落語・着物割引」-テアトル新宿

「幕末太陽傳」の1シーン(C)日活

「幕末太陽傳」の1シーン(C)日活

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 テアトル新宿(新宿区新宿3、TEL 03-3352-1846)で現在、「幕末太陽傳-デジタル修復版」上映に合わせ、落語割引と着物割引を実施している。

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 着物での来館者は当日料金を500円引きにするほか、同じく新宿3丁目にある老舗の寄席「新宿末廣亭」との相互割引も行う。同館の「幕末太陽傳」当日券の半券を提示すると新宿末廣亭の当日料金が500円引きに、新宿末廣亭の当日券の半券を同館で提示すると「幕末太陽傳」の当日料金が割引(一般=500円引き、学生=300円引き)になる。

 「幕末太陽傳」は、45歳の若さで亡くなった川島雄三監督による昭和32(1957)年の作品で、1862年の品川の遊郭を舞台にした波乱万丈、悲喜こもごもの人情物語。ストーリーはオリジナルだが、落語「居残り左平次」から主人公を拝借し、「品川心中」「お見立て」などをちりばめるなど、落語世界を幕末の志士たちが駆け抜ける特異な世界を作り上げている。フランキー堺や左幸子、南田洋子、石原裕次郎、小沢昭一、小林旭ら、1950年代のスターがそろって出演。日活創立100周年を記念して、当時の撮影スタッフも修復作業に加わり、半世紀の時を経ての銀幕公開となった。

 同館支配人の高津戸めぐみさんは「涙あり笑いありのテンポのいい映画で、シニアのみならず若い人も楽しめる。着物で訪れる若いカップルもいて映画館も華やいでいる」と話す。

 売店では特別メニューとして、おはぎ(2個=200円)とお茶セット(お茶とおはぎ1個=300円)を販売する。落語割引は今月20日まで。今月16日は休館。

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